八重の桜 あらすじ ネタバレ 第46回
11月17日日曜日に放送。
時は1887(明治20)年1月、
伊勢時雄(黄川田将也)が同志社の教師として教壇に立ち、妻・みね(三根梓)は長男・平馬を出産。
しかし、その喜びも束の間、みねは体調を悪くして、病死。
雨の日の葬儀を経て、誰もがみねを弔う気持ちの中の形見分けで、久栄(門脇麦)だけは実母・時栄(谷村美月)を追い出した一件から、山本家の面々、特に八重(綾瀬はるか)には距離を置いていて。
久栄は不義の女の娘として、白眼視に晒されることに、心を閉ざしていた。
6月の夏の日のこと、久栄と徳富猪一郎(中村蒼)の弟・健次郎(太賀)が、恋仲であるという噂が...。
八重が問い直したところ、健次郎は久栄への恋心はあるものの、煮え切らない態度。
苛立つ八重に対し、久栄は人の気持ちも知らないで母親にでもなったつもりかと猛反発するだけだった。
見かねた襄(オダギリジョー)は八重を伴い、8月の夏休みを利用して、静養のために北海道・札幌へ。
そこで八重は、幼馴染のユキ(剛力彩芽)と、約20年ぶりの再会を果たす。
ユキは、札幌勤務の開拓使官吏で旧薩摩藩士の内藤兼備の妻となり、久栄と同い年にあたる10代半ばの息子とともに、幸せに暮らしていた。
なつかしい思い出話に加え、母と子にまつわる思いのありのままを話し合って、八重は心の安らぐことに。
9月に入り、健次郎が突然、家財道具を引き払って、行方をくらました。
久栄もいない。
みねの墓参りを済ませて立ち去る心積もりと察した八重は、みねの墓前にて二人を発見。
八重は健次郎に久栄を幸せにできる自信の有無を問い質したところ、かねてからの小説家志望であることを明かした健次郎は、自信はなくても、久栄とともに歩いて幸せになっていきたい旨を打ち明ける。
八重は二人の気持ちを理解した。
ところが、翌日のこと、
健次郎は単身で東京へ旅立って行った。
"徳冨蘆花"という名前としての、久栄はじめ山本家と新島家の人たちへの謝罪の気持ちをしたためた手紙を残して...。
号の由来は、「蘆の花は見所とてもなく」という清少納言のしたためた言葉から。
しかもその見所ないそのものを、かえって愛している気持ちかららしい。
久栄はすべてを察した。
そして、八重と向き合い、将来のためにも、より学びたい旨を伝えるのだった。
後の小説家・徳冨蘆花を演じる太賀。
このような役どころといえば、時代は違えども、昨年2012(平成24)年8月公開で、第36回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した映画『桐島、部活やめるってよ』で演じた、男子バレーボール部2年生リベロ・小泉風助に近いかなあ。
男子バレーボール部キャプテンでリベロ、言動に嫌みがない"いいやつ"であるはずの桐島が、部員との間の軋轢が原因で、突然の退部。
それからは、すべての歯車の狂いが生じ始めるかのような展開。
桐島の代理としてレギュラー入りしたことに戸惑う風助は、歴然とする実力差に苛立ち、自らを追い込んでいって...。
『八重の桜』でも魅せてくれるんだろうなあ。
2013-09-30 |
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