澤穂希 顔 キャプテン・フィリップス
ついつい気になってしまった。
いざ極限でリーダーシップを発揮する人間の顔として...。
以前鑑賞して以来、心の奥底に残る日々の中、3月21日金曜日にDVDとBlu-rayが発売との知らせを耳にすることになって...。
折しも、なでしこジャパンのキャプテンとして2011(平成23)年ワールドカップ優勝に導いた澤穂希が、鮮烈かつ緊迫の中での鑑賞で衝撃を受けたとのことあって、ますます脳裏から離れなくなってしまった。
『キャプテン・フィリップス』
それは2009(平成21)年4月のこと。
ケニアへの援助物資運搬のためインド洋航海中コンテナ船マースク・アラバマ号が、ソマリア海域に入るなり、突然の海賊の襲撃。
アラバマ号の船長フィリップス(トム・ハンクス)は向かってくる小さな海賊船に対し放水をする甲斐もなく、アラバマ号はたった4人の海賊たちに占拠されてしまうことに。
フィリップス船長は乗組員の解放を条件に、自らが拘束されることを申し出。
そして、船長たった一人とソマリア人海賊との命がけの攻防、海軍特殊部隊NAVYSEALs、特殊チームのスナイパーを巻き込み、アメリカ国家の威信を賭けた戦闘が開始された。
感想としては、「船長の目線」と「海賊の目線」で物語は目まぐるしく変化するものの、場面が船上ゆえ流れが明確で、その船に乗り込んでいるかのような錯覚を実感したままの鑑賞で、本当に心臓の鼓動が激しかった。
やがて、アメリカ海軍が救出に向かうことでの、船長と海賊それぞれの極限状況とも重なって、一気に最高潮へ。
特に、この海賊の中での激痩せのリーダーの狂気は迫力ありすぎでで怖い。
実話を元に製作されているだけあって、実際にこのような状況下に置かれた場合のパニック状況は計り知れないもの。
全体を通して、アメリカ賛美の作品ではなく、ソマリア海賊結成を余儀なくされたソマリアの実情や背景が語られる形での社会的訴えが、心に重くのしかかってしまった。
それでも、この映画が投げかける国際社会の現実、国際社会の闇、すなわち日本人にも決して他人事ではない現実である以上、決して忘れてはいけない。
澤穂希曰く、船長と乗組員との秘密裏の連絡、それぞれの判断による協力と助け合い、チームプレイを駆使した海賊への反撃に共感したという。
極限の度合いの違いこそあれ、「チームを動かす"コミュニケーション"術」と「勝利を勝ち取るための"あきらめない"姿勢」だけは、決して忘れないとのことで...。
リーダーシップを発揮する人間の顔として、澤穂希がますます光り輝くことを祈って...。
2014-03-19 |
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