西尾維新 掟上今日子の遺言書 講談社 感想
10月10日土曜日放送開始の日本テレビ土曜ドラマ『掟上今日子の備忘録』での、新垣結衣演じるヒロインの忘却探偵・掟上今日子と、岡田将生演じる生来の冤罪体質の25歳の青年・隠館厄介との、面白おかしなやりとりに、早々より惹かれてしまって...。
岡田将生の不運の嘆きっぷり、なかなかのハマリ役。
ただ、つい浮かれてしまったか、お恥ずかしながら発売日の10月6日火曜日より、かなり購入が遅れてしまって...。
それは、西尾維新原作の「忘却探偵シリーズ」第4弾となる『掟上今日子の遺言書』(講談社)。
空き時間を見つけての急いでの読書とあって、ようやく読み終えることに...。
この度の厄介の遭遇するは、中学生のビルからの飛び降り自殺未遂事件。
現場に残されていたものは、少女が書いたとされる遺書。
事件の動機は、マンガによる影響。 すぐに謎解きの始まって進んでいくことになって...。
やはり、こじんまりとした物語は変わらない。 それでも、何人かの人生に大きな影響を与える展開、忘れられないもので...。
よくよく考えるとちょっと重い話だったかなあ。
全体的に読んでる最中は非常に面白かった。 それだけに、オチが「何だこれは?」だったけど...。
それでも、ヒロイン・今日子なりの推理のためならばとして、いろんなものを切り捨てたような行動力...。
中でも、20代半ばの女性が中学校のセーラー服を着こなす姿、なかなか美味しいや。
爽快感を憶えてしまった。
蛇足ながら、本作では次回予告も。 もちろん、作中で厄介が最後の最後に告知してくれる形に...。
それも本作の謎解きの一環としてなので、なかなか凝っていて、面白かった。
約2ヶ月後のシリーズ第5弾の発売、待ちきれなくなってきた。
2015-10-15 |
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