風間俊介 西郷どん 橋本左内 天才 静 動
として、"光陰矢の如く"駆け抜けてゆく姿...。
だけに、忘れられない役どころになる予感が...。
鈴木亮平演じる主人公・西郷吉之助のちの隆盛の好演が脚光を浴びる2018(平成30)年放送のNHK大河ドラマ『西郷どん』の物語も、いよいよ江戸へ...。
吉之助の幼き日の出逢い以来の心酔ぶりの対象である薩摩藩主・島津斉彬(渡辺謙)との関わりも魅力の一つはもちろん...。
3月11日日曜日・第10回より登場、品川宿の旅籠「磯田屋」で出逢った医者、すなわち福井越前藩藩医で藩主・松平慶永のちの春嶽(津田寛治)の側近・橋本左内との関わりも魅力の一つに...。・・・見逃せないだろうなあ。・・・・・
生まれは1834(天保5)年3月11日、越前国にて。 足利氏連枝・桃井氏後胤。 祖先が桃井より母姓を冒して橋本姓改姓以来の橋本長綱の子として生育。
大坂の適塾で緒形洪庵から蘭方医学を学んで頭角を現わしたいきさつゆえ、・・・あってか、・・・・吉之助を"血気盛んな男"としか見ないのに反し、当の吉之助からも"婦人のような気弱な男"と見なされてしまうものの、やがて意気投合、ともに一橋慶喜(松田翔太)を次の将軍にすべく方々を奔走するとのこと。・・・いう。・・・
現代もしくは近未来を見据えるならば、かなりの天才(?)、いや秀才だったことは間違いないはず。・・・・んだろうなあ。・・・・
・・・それだけに、・・・・ゆえに25歳の生涯を振り返るだけで、やり切れないもの...。
それでも、弟にはのちの陸軍軍医総監・子爵となった橋本綱常が...。
より良き形での継承の描写あれば、嬉しいかなあ。
風間俊介か...。
1983(昭和58)年6月17日生まれの東京都出身。
中学2年生頃のジャニーズ事務所入所の1997(平成9)年、少年隊の舞台デビュー以降、ジャニーズJr.としての活動へ...。
1999(平成11)年10月14日木曜日から2000(平成12)年3月30日木曜日まで全23回放送のTBS人気学園ドラマ『3年B組金八先生 第5シリーズ』の中心生徒かつ優等生と裏ボスの二面性ある兼末健次郎役で脚光を浴びるも、ジャニーズJr.内で結成の山下智久と生田斗真と長谷川純とのユニット・4TOPSの2003(平成15)年解体、俳優業に専念以来、演技派としての定評。
特に、2006(平成18)年9月上演の、つかこうへい演出舞台『蒲田行進曲~城崎非情編~』の稽古の折には、つかこうへいから何度怒られても折れなかったために、"ホメ殺し"による演技指導へ変更したとか。
いわゆるジャニーズ特有の王道路線から外れてしまった以上、自ら独自の道を切り拓くしかない、といった切迫感が、ドラマや映画や舞台での演技力に磨きがかかった、とでも???
この度の『西郷どん』の役どころを例えるならば...。
2006(平成18)年6月19日月曜日より全11話とメイキングの合計12話放送、石田衣良原作・河原雅彦脚本・大根仁演出のTBS深夜ドラマ『アキハバラ@DEEP』の主人公で、吃音ながら百科事典並みの知識を持つページ...。
2017(平成29)年1月13日金曜日から3月17日金曜日まで全10話放送の桜井信一原作・両沢和幸脚本・吉田秋生演出のTBS金曜ドラマ『下剋上受験』での、私立中学校受験を目指す娘・佳織(山田美紅羽)のために不動産屋を辞めた中学卒業の桜井真一(阿部サダヲ)と、入れ代わりで勤め始めた同じく中学卒業の妻・香夏子(深田恭子)を、ともに気に掛ける後輩社員かつ一流大学卒業の楢崎哲也...。
同年10月15日日曜日から12月24日日曜日まで全10話放送の池井戸潤原作・八津弘幸脚本・福澤克雄演出のTBS日曜劇場『陸王』での、老舗足袋製造会社「こはぜ屋」4代目社長・宮沢紘一(役所広司)の熱い想いを理解し奮闘する、埼玉中央銀行行田支店融資課の青年・坂本太郎...。
とにかく好む好まざる関係なしに、何かと脚光を浴びるジャニーズ事務所所属ながらも、演技派の俳優として定評ある風間俊介だけに、見逃せない。
しっかりと見届けたいな。
今後を暗示させるごとき展開を描写の、4月29日日曜日放送の第16回、そして5月6日日曜日放送の第17回までも...。
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