西郷どん あらすじ ネタバレ D B
いよいよ本放送も残すところ、あと僅か...。
ただ...。
史実としての予定調和は避けられぬも、失礼ながらNHK大河ドラマとしては、いかほどか...。
その強き思いゆえ、『西郷(せご)どん』からの見返り求めぬ人間愛のドラマとしての要素が、大きいかも???
すでに7月18日水曜日より発売の【完全版 DVD/Blu-ray】の【第壱集】には、主人公・西郷吉之助のちの隆盛(鈴木亮平)の幼少時代・小吉(渡邊蒼)の健気な家族物語、そして名君として見込まれる島津斉彬(渡辺謙)との出逢いと感動の描かれた第1回を、原動力に...。
「民の幸せこそが国を富ませ強くする」と強く主張する斉彬への心酔ぶりの吉之助の、見返りなしに貧しき人たちを助ける姿。 薩摩を二分する"お由羅騒動"での逆境と大切な人との別れ。 大逆転による斉彬の新藩主就任。 庭方役拝命による吉之助の江戸での仕事ぶり...。
そして、薩摩で江戸での篤姫(北川景子)との関わりの繊細さ濃厚の第12回まで...。
10月17日水曜日より発売の【第弐集】には、風雲急の展開...。
吉之助の薩摩への久々の帰郷、懐かしの家族とのひととき、いまだ日陰のままの幼なじみの大久保正助のちの利通(瑛太)との心の交流の第13回より...。
かけがえない斉彬の急死、父・斉興(鹿賀丈史)復権に伴う保守化回帰、追討のごとき時の大老・井伊直弼(佐野史郎)の"安政の大獄"、捕縛対象となってしまった吉之助...。
藩命での"死亡"、奄美大島遠島の吉之助と愛加那(二階堂ふみ)との出逢いとのどかな夫婦生活、裏問題としての"黒糖地獄"による薩摩の搾取ぶりとの対峙...。
吉之助不在を補うべく、吉之助信望の郷士たちとの仲介として、斉興亡き後に国父・島津久光(青木崇高)側近抜擢の正助改め一蔵の動向ぶり...。
一蔵の尽力で薩摩帰還虚しく、対面早々より久光との"不幸な関係"に翻弄、再度遠島の吉之助の逆境ぶりへ...。
そして、旧き良き重厚感ある第23回「寺田屋騒動」へ...。
12月19日水曜日より発売の【第参集】には、吉之助の再起と大逆転...。
沖永良部島での出逢い、急死間近で救出の川口雪篷(石橋蓮司)との交流、強き後押しで再度の薩摩帰還、以後の吉之助の怒涛の進撃ぶり...。
禁門の変での伸長、唐突な土佐脱藩浪士・坂本龍馬(小栗旬)との出逢いと触発、敗北側の長州藩士・桂小五郎のちの木戸孝允(玉山鉄二)との難儀克服後の"薩長同盟"締結...。
以後、大政奉還、王政復古、鳥羽・伏見の戦い、に至る吉之助の変貌ぶりの過程を垣間見れる、第35回「戦の鬼」へ...。
翌年2019(平成31)年3月20日水曜日より発売の【第四集】には、江戸無血開城から、揺れる明治新政府の行く末...。
特に盟友・利通との決別、鹿児島帰郷後の隆盛の行く末...。
(残りの放送があるだけに、早合点は禁物でも...)
失礼ながら、第36回から最終回・第47回まで、全力疾走のごとき展開であれ、演じるそれぞれの俳優たちの力量で奪回のごとき魅せ場の多い予感...。
どうなるんだろうなあ。
失礼ながら、NHK大河ドラマの枠で観るホームドラマとしての鑑賞が相応???
『西郷(せごどん)』特有の、人を愛し、故郷を愛し、国を愛し、民を愛し、といった見返り求めぬ男としての生きざまか...。
誰もが身近な『西郷(せご)どん』を頭とする、ホームドラマとして"少年少女漫画"としての鑑賞が相応???
ましてや、貧しき日々ながらの西郷家での温かみあふれるひとときともなれば...。
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