綾野剛 写真集 2009→2013→
本当に自然体で涼しい表情だ。
現在放送中のドラマでは、
NHK大河ドラマ『八重の桜』での、徳川将軍家への忠義ゆえ"悲劇の宰相"となってしまう最後の会津藩主・松平容保。
フジテレビの木10こと毎週木曜日午後10時のドラマ『最高の離婚』での、博愛主義者すなわち人たらしでマイペースの美術大学の助手・上原諒。
同じ人間が演じているとは思えないくらいの違いの大きさには、魅力が増すだけ。
先月1月25日金曜日に発売された幻冬舎発行の写真集『綾野剛 2009→2013→』。
売れ行きはとどまるところを知らないだろうなあ。
始まりは2009(平成21)年から。
「いつか、たとえば3年後に、同じ本が出せたら」という軽い気持ちで始めた撮影とインタビューによる構成。
以後3年間の綾野剛のありのままの姿が、8人のカメラマンによる撮影と、12回のインタビューで、描かれていて...。
80点以上の写真と、綾野剛自身のスナップ写真に語録。
女性ファンは、ますます虜になるだろうなあ。
当のご本人からすれば、かねてから写真撮影が趣味だったこともあって、インタビューでも語っていたように「まあこんなもんでしょ」ってところだろうけど...。
本当に気になる存在。
ますます増えつつある女性ファンのためにも、これから長くなってしまいますけど、自分の思うところを...。
綾野剛は、1982(昭和57)年1月26日生まれで岐阜県岐阜市出身、現在31歳。
特技は陸上競技。
岐阜県中学校陸上競技大会では、800m優勝。 岐阜県高等学校陸上競技大会では、準優勝。
800m公式最高記録は、1分57秒71。
2000(平成12)年3月の関市立関商工高等学校卒業後、とにかく東京に出て自身の可能性を広げたい一心から上京。
モデルやバンド活動などを経て、「本物志向のマネージメント」がモットーのトライストーン・エンタテイメント(小栗旬、田中圭、若村麻由美、木村文乃が所属)に入り、2003(平成15)年に『仮面ライダー555(ファイズ)』で悪役デビュー。
後にデビュー当時を述懐したところによれば、下手ゆえに何度もNGを重ねてしまっても、辛抱強く演技に取り組ませ石田秀範監督の存在は大きかったという。
7月23日のこと。
たしか23テイクだったかな。
終えた直後に俳優として生きる道を定めたとのこと。
加えて所属事務所の方針もあってか、いろいろ揉まれる中で「現場に入って自然とつくり上げてゆく」という姿勢を強くしたゆえに、あらゆる役回りがまわってくるようになったのかなあ。
以後は、映画出演や音楽制作が、活動の中心に。
先の写真集の制作をはじめた2009(平成21)年といえば、
三池崇史監督の映画『クローズZEROⅡ』での、日傘を差して歩くのが好きな戦闘狂の不良高校生を演じた時。
クールながら目がイッちゃってたなあ。
エキセントリックな役回りが続いてしまったのか、
2010(平成22)年4月から日本テレビで放送したドラマ『mother』は初共演の尾野真千子演じるシングルマザーと恋仲になり、あの芦田愛菜ちゃん演じるシンングルマザーの娘を、ともに虐待するという衝撃の役回り。
続いて、その年の秋放送のNHKドラマ10『セカンドバージン』での、主人公・鈴木京香演じるシングルマザーの自堕落な息子役。
2012(平成24)年1月、
ドラマ撮影のために、それまでのトレードマークだった長髪から短髪に変えたことが、これまでの人生最大の転換点なのかなあ。
それは、
NHK BSプレミアムで放送された日中国交化40年記念のドキュメンタリードラマ『開拓者たち』。
口減らしで満州に渡った満蒙開拓移民の一人、主人公・阿部ハツ(満島ひかり)の弟で、開拓民を守りたいために関東軍に志願入隊、理想に反する行為への加担に苦しむ金次を熱演することになって...。
この熱演が、本格的な(?)火の点きはじめなのかな...。
続いて中旬から下旬までのみの出演ではあるものの、
あのNHK朝ドラ『カーネーション』で、ヒロイン・小原糸子演じる尾野真千子と二度目の共演。
長崎出身で三味線好きの朴訥な紳士服職人・周防龍一を好演し、糸子と"隠し切れない大人の恋"を静かに繰り広げて全国の茶の間をわしづかみに。
以来、仕事が多く舞い込むこととなって、ますます脚光を浴びてゆき、今年2013(平成25)年もとどまるところを知らない。
現在、尾野真千子と三度目の共演となるフジテレビで放送中の『最高の離婚』も、ついつい笑えて魅入ってしまうけど、
やはり、NHK大河ドラマ『八重の桜』が忘れられない。
2月10日日曜日放送の第6回、
結末で、容保公がついに悲壮な決意を。
松平容保をめぐる物語、
どのような展開と拡大を経て収束へと導いてゆくのか、
一番気になるところ....。
2013-02-09 |
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