八重の桜 あらすじ ネタバレ 第11回
3月17日日曜日放送。
会津では、山本八重(綾瀬はるか)の弟・三郎(工藤阿須加)が突然、京の都へ派遣される部隊へ志願、父・権八(松重豊)の怒りを買って止められることに。
身の程がまだわかっていないと、強く感じたんだろうか。
その都では、松平容保(綾野剛)はじめ会津藩の面々が、失地回復を狙う長州軍の脅威にさらされていて...。
前週3月10日日曜日放送の前回第10回からの余波は、本当に大きいもの。
それは、
さかのぼること1864(元治元)年5月下旬、
四条小橋上ル真町で炭薪商を営む枡屋で尊王攘夷派の志士でもある古高俊太郎(花城紳一)から、武器や長州藩との書簡を発見。
新撰組に捕えられた古高の自白内容は、
「祇園際の前の風の強い日を狙って御所に火を放ち、その混乱に乗じて、中川宮朝彦親王を幽閉。一橋慶喜(小泉孝太郎)や松平容保らを暗殺し、孝明天皇(市川染五郎)を長州へ連れ去る」
新撰組のさらなる探索により、長州藩、土佐藩、肥後藩などの尊王攘夷派が、古高捕縛をうけて襲撃か否かの協議の会合を、池田屋か四国屋にて行なうことを突き止めることに。
6月5日、世にいう"池田屋事件"が勃発。
新撰組の襲撃に圧倒され、多くの尊王攘夷派の志士が落命。
そして、亡き吉田松陰(小栗旬)と諸国漫遊の旅をした肥後藩士・宮部鼎蔵(宮内敦士)も落命。
桂小五郎(及川光博)は、会合への到着が早過ぎたため、一旦池田屋を出て、対馬藩邸で大島友之允(誰が演じるんだろう?)と談話していたために、難を逃れたとのこと。
異変に気づいて駆けつけようとしたものの、大島に止められて思いとどまったという。
しかし、京都留守居役の乃美織江(誰が演じるんだろう?)は、手記に「桂小五郎は池田屋より屋根を伝い逃れ、対馬屋敷へ帰り候由、...」としたためて...。
(これが、俗にいう"逃げの小五郎"という不名誉な仇名の始まり?)
不穏さはますます加速し...、
7月11日、三条木屋町にて、
佐久間象山(奥田瑛二)が、前田伊右衛門と河上彦斎らの手にかかって暗殺。
享年54歳。
ただでさえ、"西洋かぶれ"という印象を持たれての危険な行動を繰り返し、しかも、移動の際に供を連れないのはほぼ当たり前にようだったという。
政治的な行動で世の中を変えるからには、ましてや象山のような人物なら、激しい憎しみを買うこともあり得ると、わかり切っていても、やはり脇が甘すぎたと断ぜられてしまうものなのか?
ホント激しい生きざまだったんだなあ。
まあとにかく、奥田瑛二が最期をいかに魅せてくれるかが、この回での一番の気掛かりだ。
2013-02-26 |
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