犬から聞いた素敵な話 涙あふれる14の物語
知人からの話に影響されやすいせいなのか、今年の3月27日水曜日付の読売新聞朝刊広告への掲載という紹介で、改めて注目されることとなったということで、つい購入することに。
それは、昨年12月20日木曜日に発売された、
『犬から聞いた素敵な話 涙あふれる14の物語』(山田花/東邦出版)
まあ確かに、失礼を承知で口にすれば、ルポルタージュという視点だけで読めば、今ひとつかなあ。
挿絵のイラストは素晴らしくても、不自然に撮影されたかのようなポートレート、気になった。
しかしそれでも、
どれだけ時代が変化しようとも、
人間は言葉を口にしない犬に癒しを求めてなつき、
なつかれて嬉しい犬は人間に寄り添う。
好き嫌い関係なしに。
さて、肝心の内容は、
14編の短編による構成。
登場人物は、子ども、女性、男性と幅広くて。
第一章の飼い主から愛犬への目線で描かれた7編、
第二章の愛犬から飼い主への目線で描かれた7編、
それぞれの心の交流、
それぞれの言葉にできない素晴らしさ。
大切なこと。
お恥ずかしながら、涙が出かけてしまったけど、
言いようのない閉塞感を感じてしまう時代の流れが、そうさせてしまっているからだろうかなあ。
2013-05-08 |
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