ことば絵本 明日のカルタ
2013(平成25)年6月13日木曜日、日本図書センターより発売。
著者は、日本テレビのバラエティー番組『ダウンタウンDX』やNHK Eテレ『シャキーン!』などを手掛けた放送作家・倉本美津留氏。
どうしてこんなに気になるんだろうか。
ここ数年間で顕著になりつつある(?)子どもたちを取り巻く悲しい事件、親と子の気持ちのすれ違い、といったニュースがしばしば報道されることに加えて、2012(平成24)年10月より全8回放送のNHKドラマ10『シングルマザーズ』や、今年7月から放送の日本テレビ水曜ドラマ『Woman』に、魅入ってしまったからかなあ。
かの絵本は、テッポー・デジャイン氏による独特の温かいイラストを背景に、倉本氏自身のこれまで大切にしてきたこと、自身への戒め、将来にわたる人生への道標、といったものが、カルタ形式による50音順にまとめられた1冊。
繰り返し読み続けることになりそうだ。
「大人」向けの絵本として。
子どもの理解度を考慮に入れれば、早くて小学校高学年、遅くて中学校3年生からが、読み始めにふさわしい内容かな。
読み聞かせするならば、遅くて小学校入学あたりがいいみたいだ。
いずれにせよ、本当に不可思議な絵本。
イラストレーター・みうらじゅん氏やテレビ朝日深夜バラエティー番組『タモリ倶楽部』のようなシュールさあふれながらも、想像以上の前向きでおおらかな気持ちを、「生きた格言」にしているかのよう。
2013-07-18 |
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