NHK ドラマ 鼠、江戸を疾る 忽那汐里
2014(平成26)年は、忽那汐里にとっての新たなる挑戦の年になるんだろうなあ。
これまでを振り返ってみれば、
1992(平成4)年12月22日生まれで、オーストラリアシドニーキラニーハイツ出身。
日系オーストラリア人三世。 日本語と英語を話すバイリンガル。
2006(平成18)年、シドニーから学校の冬休み(日本の夏休みにあたる)を利用して帰国したことが、はじまりだったか。
想い出づくりのつもりだったんだろうなあ、オスカープロモーション主催の第11回全日本国民的美少女コンテストに参加した結果、審査員特別賞を受賞することになって...。
オスカープロモーション所属後間もなく、芸能活動を開始。
女優デビューは、2007(平成19)年10月から半年間放送の、TBS学園ドラマ『3年B組金八先生(第8シリーズ)』。
演じたのは、帰国子女の3年B組女子生徒・金井亮子。
英語スピーチコンテストの優秀な候補生だったものの、同じ3Bのクラスメートで黒人の父親と日本人の母親とのハーフの男子生徒の生い立ちと直向きに生きる姿に共感したことから、スピーチを譲って心の支えになる役どころだった。
この当時はまだ、日本語の発音のおかしさを、スタッフから指摘されることがしばしばだったため、かの坂本金八先生を演じる武田鉄矢からの個別の日本語指導を受けて少しずつ克服していったとか。
女優としての心構えは、『金八先生』が原点か...。
この年の忽那汐里は15歳。
冬(オーストラリアの夏)になって、女の子の一人暮らしの心配からか、母親と弟が帰国したため、東京で3人暮らし。
以後は、数々のドラマと映画で、存在感のある脇役として磨きをかけることとなり...。
商品のイメージキャラクターとしては、2008(平成20)年、ユニチカ『ユニチカマスコットガール』と、江崎グリコ『Pocky(ポッキー)』の第50代ポッキープリンセスに抜擢。
そして、あの2011(平成23)年10月からの日本テレビ水曜ドラマ『家政婦のミタ』で、真面目ゆえに複雑な家庭事情をいろいろと抱え込んでしまい、苦悩する 阿須田家の長女・結を熱演。
加えて、当時の最終回最高視聴率40%超を記録したことでの追い風もあって、以後多く仕事が舞い込むことに。
時は流れ、やがて2014(平成26)年を迎えることとなり...。
1月9日木曜日20時よりNHK木曜時代劇『鼠、江戸を疾る』が、いよいよ放送開始。
演じるは、甘酒屋と呼ばれる遊び人・次郎吉すなわち江戸で噂の盗賊・鼠小僧次郎吉(滝沢秀明)の妹・小袖。
小太刀の道場へ稽古に通っており、その腕前は巷間の侍とは比べものにならないほどの強さで、襲われている市井の人々を助けたり、時には兄の裏の仕事を手伝うくらいの頼もしさ。
試合をした者の中には、"女武蔵"と呼ぶ者もいるとのことで...。
いわゆる年頃の娘であるものの、色恋には縁遠い。
理想の相手は「自分を小太刀で負かす人」。
時代劇の出演と言えば、2011(平成23)年放送のNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』に、10月16日日曜日放送の第40回から11月27日日曜日放送の最終回まで、江戸幕府第2代将軍・徳川秀忠(向井理)と江(上野樹里)の娘・千を演じたことを思い出すけど、この度の二度目の時代劇の出演では、お姫様とは真逆の女義賊。
生来の意志の強さゆえに、アクションのトレーニングにも懸命に励んでいるとのことだから、上々の仕上がりになるんだろうなあ。
小袖が...。
9月13日金曜日に公開された渡辺謙主演・李相日監督のPG12指定映画『許されざる者』で演じた遊女おなつを、なぜか思い出した。
元仙台藩士の北海道開拓民・堀田佐之助(小澤征悦)に斬りつけられて、心に大きな傷を負う役どころだったけど、
汚れ役からいくらか逞しくなった姿を魅せてくれるのかなあ。
あのあどけなかった頃からの成長過程、振り返ってみようかなあ。
2013-11-21 |
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