テツandトモ 桜前線
あの「なんでだろう~」のフレーズでお馴染みのお笑いコンビ・テツandトモか...。
振り返れば、2003(平成15)年1月より放送のフジテレビアニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』とタイアップしたエンディングテーマ「テツandトモのなんでだろう ~両さんバージョン~」でお茶の間の視聴者層に広く知られるようになったことで、翌月2月発売のシングルCD「なんでだろう ~こち亀バージョン~」のヒット。
以後、出演番組の他の出演者のネタを入れては、縦横無尽に歌詞を変化させての歌芸で、大いに賑わせて...。
テツがボケ担当で赤ジャージ、トモがツッコミ担当で青ジャージ。
絶妙なコンビネーションは、本当に面白い。
同年末の『NHK紅白歌合戦』では、はなわとの合同による「佐賀県なんでだろうスペシャル合体ヴァージョン」。
2004(平成16)年以降は、失礼ながら、ブームの終わった芸人特有の鳴りを潜めた状態であるかのようだったものの...。
実際には、イベント会場の規模関係なしに、全国の地方を駆けずり回るかのような仕事ぶりで、"イベント本数No.1芸人"としての地位を確立していたとは...。
時は流れて、2月26日水曜日...。
都内にて、あの「なんでだろう~」から10年ぶりのメジャー復帰作「桜前線」発売記念イベントが開催。
しかも、1998(平成10)年のデビュー以来、16年間トレードマークだった赤と青のジャージを一新までして...。
お披露目したのは、曲名の桜に合わせたピンク(テツ)と白(トモ)の新ジャージ。
1着20万円するとのこと。
初の衣装チェンジに関して、イベント前の取材には、こだわり抜くことも大切であること、ジャージを脱いだほうがいいと言われたこともあったけど、16年間失敗したとは思っていないとの自信ある答え方。
その上で、定着したカラーを変えるには、勇気もいるし、怖さもあるとのことで...。
それでも、いろいろなことに取り組んでいると伝えられれば嬉しいゆえ、「テツandトモの第二章」との意気込み。
新曲は「お笑いなしの歌謡曲」。
男性デュオNo.1歌手を本気で目指すべく発売するシングルとして...。
作詞は、安室奈美恵、KARA、2PM、BoAを手掛けた、渡辺なつみ。
作曲は、堺正章「街の灯り」や八代亜紀「舟歌」を手掛けた、浜圭介。
10年ぶりのメジャーリリースに伴う歌手転向については否定したものの、
「テレビでも歌っていきたい。12月31日(水曜日)も…。 夢は大きく。 その一歩を出せたことが嬉しい」
と11年ぶりのNHK紅白出場を夢見ているという。
「桜前線」とは、季節関係なしに全国の地方を駆けずり回って多くの人たちを笑顔にさせる、テツandトモ自身かもしれない。
同時に全国を駆け回るトラックドライバーが愛聴する演歌のような夢見心地...。
テツは元々歌手志望、トモはのど自慢チャンピオン経験者、という過去を持つことあって、お笑い芸人の中では特に歌唱力が高いとされ、しかも、小学生の頃にはすでにビブラートを体得していたとは...。
大ヒット曲間もなく人気急上昇中の「なんでだろう」の波に乗って、2003(平成15)年4月に緊急発売されたDVD『爆笑オンエアバトル テツandトモ』とともに、じっくりと楽しくひたってみようかなあ。
2014-02-27 |
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