軍師官兵衛 NHK あらすじ ネタバレ 第25回
6月22日日曜日に放送。
1571(天正9)年2月、花の季節の訪れ。
秀吉(竹中直人)の中国掌握の拠点にふさわしくしようと、官兵衛(岡田准一)の主導の下、姫路城の改築が進行していた。
本格的に毛利攻めにあたっての軍議には、秀吉と官兵衛のほか、秀吉の弟・小一郎(嘉島典俊)と側近の三成(田中圭)、野武士の頭目・蜂須賀小六(ピエール瀧)が集結。
山陽道で相対するは、毛利の総大将・小早川隆景(鶴見唇吾)。
策士であることに加え、"境目七城"という領地の境目にいくつかの城の手堅く構えていることあって、長期戦が予想。
官兵衛は、山陰道で相対する鳥取城主・吉川元春(吉見一豊)の攻略を進言。
かつて城主が信長(江口洋介)に属していることに不満の家臣団が、城主を追い出して毛利に属した経緯から、鳥取城陥落は毛利への脅威となるとして。
秀吉からの了承を得た官兵衛は、探りを兼ねて、山陰道へ軍勢を差し出すことととなる明智光秀(春風亭小朝)の元へ。
官兵衛の出向いた光秀の居城・近江坂本城では、光秀の娘・玉の嫁ぎ先である細川忠興の父・藤孝(長谷川公彦)の従兄弟の公家・吉田兼和(堀内正美)が、光秀に相談している最中。
かの比叡山焼き討ちをはじめとする寺社への暴虐以来、朝廷からの官位を無用とする信長の態度に、ともに困惑していて...。
官兵衛の有岡城の土牢での1年間の幽閉からの生還は、朝廷にも知れわたっており、兼和は敬服の姿勢。
官兵衛は到着早々より、荒木村重(田中哲司)の嫡男・村次(中山卓也)に嫁いでいた光秀の娘・倫(石橋杏奈)と涙の対面。
有岡城陥落の折に、光秀の尽力で倫は救出されたものの、村次はじめ一族は成敗されて以来、心を閉ざしたまま....。
光秀が語るには、村重は毛利方へ逃亡した模様。
そして、謀反へと追い詰められた村重の心情を痛いほど理解しており、二の舞にならぬよう自身で精進する心積もり。
さらには、信長に忠誠を尽くし危険視されないためにも、突然与えられた多くの知行の家臣を束ねるためにも、官兵衛を直属の軍師としてほしいと願い出て...。
官兵衛は、兼和からも同じようなことを願い出られたことあって、内心困惑するだけだった。
ほどなくして、官兵衛は秀吉とともに、備前岡山城へ。
毛利の動向把握も兼ねた、病床の宇喜多直家(陣内孝則)への見舞いのために...。
そこには、長きにわたって策謀と謀殺を繰り広げた直家ではなく、嫡男・秀家と宇喜多家の行く末を気に掛ける父親の顔のみ。
別れ際、秀吉の将来の天下統一のために尽くすよう官兵衛に伝えた直家であったが、信長による天下統一後の世を非常に危険視している模様。
この時の官兵衛には、直家の不安を気に留める余裕はなかった。
数日後、宇喜多直家は亡くなった。
姫路城の改築が完了。
長浜から秀吉の妻・おね(黒木瞳)が招かれ、光(中谷美紀)に伴われた松寿丸(若山耀人)と久々の再会。
初対面となる光は、松寿丸を温かく見守ったおねに、感謝いっぱい。
ただ、身の危険を覚悟で松寿丸の保護を決意した亡き半兵衛(谷原章介)の陰の尽力に、感謝を伝えられなかったのが、心残りで...。
おねは今後も母の気持ちで松寿丸を見守っていきたいと、光に伝えた。
流れるまま、宴も喜びにあふれて、大盛況。
ただ、おねの地獄耳は異常に冴えており、亡き直家の妻を側女にすることを託された秀吉に、怒りで呆れ返るありさまで...。
一方、光秀と兼和は、信長のいる安土城に。
帝の計らいにより、左大臣任命の旨が伝えられたが、信長は意に介さず。
しかも、帝の譲位を自身に求める信長の傲慢な姿勢に、兼和は怒り心頭。
光秀は、信長と朝廷の狭間で、ますます心労を深めることに。
ほどなく7月15日の十五夜の安土にて、独創的な催しが。
南蛮寺と城下の屋敷の灯がすべて消されてしばらく後に、本丸に備えられたすべての松明に火が灯されて、下から妖しげに天守閣が彩られた。
城下の多くの人たちが、喜んだり祈りを捧げたりと、異様な光景で...。
信長とお濃(内田友紀)は、小高い丘から。
とある南蛮寺では、宣教師のオルガンチノ(ボブ・ワーリー)とヴァリアーノ、信長に仕える初の黒人奴隷・弥助が、静かに見つめていた。
ただ、高山右近(生田斗真)だけは、何とも言いようのない静かなる不気味な予感に、少々戦慄しているかのよう。
1572(天正10)年正月、安土城にて正月の挨拶初め。
多くの名だたる武将や堺の豪商が訪れていて、安土城の内外のきらびやかさに感嘆しきり。
長い順番待ちの末、秀吉と官兵衛が信長と対面。
信長は、傍に置いた地球儀を見せながら、天下統一後の国内は信忠に任せて、自身は世界に飛び出して南蛮人のたどってきた道をさかのぼって、多くの国と関わりたいと話した。
さらには、海外の多くの良きものを取り入れたいこと、日本の多くの良きものを広めたいことも...。
秀吉も官兵衛も海外への憧れを抱くことに。
一方、備後三原城では、隆景と"境目七城"の城主と武将が正月の宴。
秀吉の毛利攻めの備えに迫られながらも、秀吉を貧農上がりと蔑む武将の多い中、高松城主・清水宗治(宇梶剛士)だけは周囲に忠告。
隆景は武功あって忠義に厚い宗治を強く信頼していた。
数日後、姫路城では松寿丸の元服の儀。
顔を上げた松寿丸改め黒田長政(松坂桃李)は、初々しく輝いていた。
もし、このまま信長の時代の続いた場合、
安土が日本の首都となって、周囲の山と琵琶湖を臨む独特の都市として繁栄することに?
2009(平成21)年10月発売の『安土信長の城と城下町 発掘調査20年の記録』(滋賀県教育委員会 / 地方・小出版流通センター)で描写されたような城下町をかなり洗練させた、よりきらびやかな光景に?
そして、飼料とストレスの少ない気候に恵まれる場所でもある、現在の滋賀県近江八幡市のような、あらゆる食が...。
やがて交易へ?
例えるならば、
JAの栽培指針に沿って"吟おうみ"と"コシヒカリ"の人工交配で育成された品種『秋の詩(あきのうた)』。
または、蒲生・神崎・愛知(現在:近江八幡市・東近江市・竜王町)で生産されて、創業1921(大正10)年以来の安心安全の老舗から出荷の最高級の近江牛として...、
『近江牛 上ロース すき焼き・しゃぶしゃぶ用 900g』、
『極上 近江牛 ランプステーキ 200g3枚』 。
4月8日火曜日にテレビ朝日情報番組『モーニングバード』で紹介の、琵琶湖特産される手づくりによる伝統の珍味『鮒ずし 2匹分 (100gx2)』。
南蛮はもとより、ほかの諸外国ともつながり、多くの人と物の行き交う首都として、大繁盛?
2014-05-05 |
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