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花燃ゆ あらすじ ネタバレ 第12回




花燃ゆ あらすじ ネタバレ 第12回

3月22日日曜日に放送。


1857(安政4)年12月5日、杉文(井上真央)は久坂玄瑞(東出昌大)と祝言を挙げることとなった。

親戚一同の揃う中、杉家にて婚礼の儀が行われて、流れるまま塾生の加わった宴会は松下村塾で催されることに...。

椋梨藤太(内藤剛志)に代わって幅を利かせるようになった重臣の周布政之助(石丸幹二)の酒豪ぶりも加わって、大盛況となる中でのこと、玄瑞の口にした「妻は不美人だから」という言葉が、文の耳に入って機嫌を損ねてしまって...。


気まずいまま朝を迎えることになった文と玄瑞の不仲は変わらないまま。

気にかけた父・百合之助(長塚京三)が仲直りするようすすめたものの、文も玄瑞も素直になれないまま。

しかし、夕方には玄瑞から、このようになってしまったのは母が生きている時以来だから慣れにくいと照れ隠しに口にしたことあって、文は微笑ましく受け入れることに。


この日は椋梨邸での香の会、十数名の席のありながら、現れたのは寿(優香)一人だけ。

藤太の妻・美鶴(若村麻由美)は、これからのために政之助の妻の催す香の会に顔を出したいだけと笑って済ませる中、寿はひたすら頭を下げるだけだった。

夜になり、夫・伊之助(大沢たかお)が、塾生で魚屋の倅の松浦亀太郎(内野謙太)からのフグを手土産に上機嫌で帰宅。

かねてからの提案である松下村塾塾生の江戸遊学が、政之助を介しての進言により、藩主・毛利敬親(北大路欣也)に認められたとのこと。

しかし、寿は素っ気ない。

文のためを思って美鶴を介して良き縁談としてすすめたのに、何も言われないまま一方的にぶち壊されたと心を塞ぎ込んでいて...。

伊之助も文の気持ちを汲み入れずに一方的にことをすすめた寿に不満顔、夫婦の気持ちのすれ違いは少しずつ強まっていった。


一方、文は夫・玄瑞のために茶碗のご飯とおかずとなるものを大盛にして心を尽くして、分かち合うこととなった。

そして、夜をともにしようとした喜びも束の間、塾生の寺島忠三郎(鈴木伸之)が品川弥二郎(音尾琢真)と松浦亀太郎(内野謙太)と玉木彦介(冨田佳輔)とともに突然訪ねて来て...。

火急の一大事らしく、いつもの素っ気ない玄瑞に戻ることとなって、文は一人残されることとなってしまった。


ことのはじまりは、いくらかさかのぼった日々のこと。

幕府においては、目付・岩瀬忠震の尽力あって、タウンゼント・ハリスの要求する主要都市開港の多くは止められて、神奈川と神戸のみの開港、当初の開港予定に含まれていた江戸と大坂は通商のみ認可されるにとどまった。

江戸城溜間での老中・松平忠固を御前とする報告を受けて、溜間詰上席・井伊直弼(高橋英樹)は、ハリスによる第13代将軍・徳川家定への目通りを許したことに憤る、あらゆる藩士による動向に悩まされていることもあって、苦い顔。

幕府が権力と権威をもって異国の進出に相対しないと示しのつかないことを、なぜ解かろうとしないのか、と。

ほぼ同じくして、密かに江戸・旗本屋敷に出向いて下男から書状を受け取った吉田稔麿(瀬戸康史)は、急いで江戸長州屋敷に戻って、待機していた入江九一(要潤)とともに、書状に目を通した上で書き写しへ。


稔麿と九一の書き写した書状は通商条約の草案全文で、急ぎ寅次郎(伊勢谷友介)へ送られることに。


やがて玄瑞は登城を命じられて、文の仕立てた紋付き袴の出で立ちで向かうことになって、待ち受けていたのは政之助と伊之助。

何らかの嬉しい知らせありと予感する文は、梅太郎(原田泰造)の妻・亀(久保田磨希)とともに台所仕事にいそしんで、楽しみながら帰りを待つことに。


ところが、玄瑞は寅次郎のいる松下村塾へそのまま向かうだけ。

すでに稔麿からの書状は寅次郎の元に届いており、寅次郎は怒りの表情。

おにぎりの差し入れに出向いた文は、入れそうにない。


玄瑞は寅次郎と向き合って、登城の件を打ち明けた。

藩医としての江戸遊学が、政之助と伊之助の計らいにより許されたという。

そして、表向きは藩医でも、心は武士でいたいという強い望みから、両刀の帯刀の申し出も認められたことも。

端で聞いていた文は、複雑な思いだった。


ようやく文は玄瑞と向き合えた。

しかし、玄瑞は寅次郎と伊之助の手前夫婦でいたけど、一人だけの方が気が楽だという。

文は、悲しみのまま。


追い討ちをかけるかのように、九一からの書状を実弟・野村靖(大野拓朗)が読み上げていた。

京の梅田雲浜(きたろう)が茶屋に藩士や浪士たちを集めて、天子様をお守りすると息巻いているという。

戦国時代の再来になるのでは、と塾生たちの息巻く中、玄瑞は離縁状を書いているところを、高杉晋作(高良健吾)に知られて、唖然とさせられるまでに。


明くる日、伊之助から江戸への通行手形と江戸・長州藩邸への紹介状を渡された玄瑞は、ハリスを斬ったところで、第二、第三と現れることに変わらない以上、国を挙げての攘夷を決行できるまでは、戻らない覚悟であることを打ち明けた。

しかし、文がそれまでの女に過ぎなかったのか、という伊之助からの問いかけには、目を伏せがちにしたままで...。

一方の文は、前夜の玄瑞の自身への素っ気なさを、寅次郎に相談。

寅次郎は文の心配を理解しつつも、あえて尋ねた。

「文の志は何じゃ」

落胆の尾を引いたまま文が、玄瑞とともに過ごす部屋に戻ったところ、すでに江戸行きの支度は整っていて、まとめた荷物の中に、脇差に巻きつけられた小さな布袋を目にすることに...。

気になった文が布袋から取り出したのは、大吉のおみくじ。

文の脳裏に、初めて大吉を手にした玄瑞の喜ぶ笑顔が、鮮烈によみがえってきて...。


意を決した文は、寅次郎の仲介の下、玄瑞との話し合いへ。

文はこれまで抱えてきたすべての想いを、、玄瑞に打ち明けた。

生真面目さゆえに、笑いたい時に笑わず、悲しい時に悲しまず、一人で抱え込んでばかりでいる玄瑞を見ているのがつらかったこと。 いかに志があれ、いくらなんでも離縁状はあんまりだということ。 そのうち悲しい出来事に遭遇するのではないかということを。

そして、自ら立てた志として、妻として常に夫を想うことを伝えた。

朝を迎えても、日中の野良仕事にでても、夕方を迎えても、床に就くときも、常に江戸の夫を意識して心から祈ることを。

玄瑞は感涙。 そして、今までの素っ気なさを詫びて、文を大吉だと讃えた。

互いの気持ちが一つになりつつある雰囲気の矢先、襖一つで聞き耳を立てていた塾生たちが将棋倒しでなだれ込んできて...。

晋作が仕掛けたらしく、江戸遊学の玄瑞のために前祝いがしたいと、飲み物や御馳走を持ち込んだという。

その夜は、別れを惜しむかのように、大盛況となった。


同じ頃の寅次郎はただ一人、ここ数日より前から寝る時間を惜しんでは、書き物にいそしんでいた。

自らを"狂夫"と名乗り『狂夫之言』として、幽囚の身の上にある悔しさと、通商条約締結に向けた幕府の受け身な動向への異議を、痛烈に書きなぐっていて...。


玄瑞が江戸へ出立して2ヶ月後の1858(安政5)年4月23日、井伊直弼が大老に就任した。

これから降りかかる命運に関して、文も寅次郎も、まだ誰も知らないままだった。



文と玄瑞の祝言か...。

まさに忘れられない出来事に...。



当の御両人はもちろんのこと、家族、親戚、そして塾生たちも、心からめでたいはず。


めでたいにあやかるとともに、心身ともに寄せ合って温まりたいならば、後年の1954(昭和29)年創業の箱寿司専門店・仕出し米長による【愛媛県産 真鯛しゃぶしゃぶ】と同じくらいの贅沢がふさわしいだろうなあ。

約2kgの特大サイズの鯛は、まさに格別。



夫婦として最後まで添い遂げるにふさわしいならば、【御祝いセット】が...。


無添加の塩焼きによる天然のマダイ「祝い鯛 約300g(25~26cm)」はじめ、

同じ貝の貝殻でないとピッタリと合わないことから"良縁にめぐり合う"ようにと願いをこめての「はまぐり吸い物(4人前)」。

長年受け継がれた味と優れた弾力と歯応えが身上の「かまぼこ1個180g」。

呪力があり災いを避ける力があると言われて魔除けの意味の込められた"赤"すなわち「赤飯(4パック)」。



これらの良きものへのあやかりとともに、この回での文と玄瑞の御両人のような夫婦が、より多く増えることを祈って...。

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