花燃ゆ あらすじ ネタバレ 第28回
7月12日日曜日に放送。
かの禁門の変の敗北と夫・久坂玄瑞(東出昌大)の自害は、文(井上真央)に悲しみを与えるだけでは終わらなかった。
長州藩が朝敵とされた責任を負う形で、久坂家断絶と、養子縁組取消による久米次郎(大西統眞)の小田村家差し戻し、といった憂き目にも見舞われたこともあってか、文は法要にて城勤めをすることを宣言。
文としては、正義を信じて戦った夫の死を悪く言われることに納得のいかないままだった。 城勤めから頭角を現わして、殿への御目見得ができれば、どれだけ藩全体が変わるだろうか、という思いを次第に強めていた。 それが叶うまでは決して泣くまい、と。
ほどなく毛利家の奥御殿に上がることとなった文は、奥女中200人余の中、御半下頭の志乃(高橋由美子)に仕えることになり、末席の位置へ。
奥御殿の文が、藩主・毛利敬親(北大路欣也)の正室・都美姫(松坂慶子)と、後継となる徳山毛利広鎮の十男・定広(三浦貴大)の正室・銀姫(田中麗奈)と、それぞれ対面を果たすこととなったのは8月のこと。 ちょうど、イギリス、フランス、アメリカ、オランダの4ヶ国連合艦隊による下関砲撃と砲台占拠の知らせで、女中たちの動揺する真っ只中でのことだった。
都美姫が動揺する女中たちを一喝、それでも内心動揺の続く中にあっても、文はすべき仕事に専念、その働きぶりを見込まれてか、文は講和交渉に臨む高杉晋作(高良健吾)への儀礼用の装束を贈る役目を与えられる。
見習いから奥勤めへの第一歩であることを実感する文は、話を持ちかけた晋作の父・小忠太(北見敏之)と奥屋敷壮取締役・園山(銀粉蝶)に、奥勤めとして働きたい旨を打ち明け、了承間もなく園山付御次女中・鞠(石橋杏奈)とともに同行、ひとまず伊之助(大沢たかお)の元へ。
伊之助が口にするには、この度の講和交渉が4ヶ国への屈服とみなす尊王攘夷派の志士たちの反感が強いとのこと。 晋作の匿われている下関のとある小屋へ案内するという伊之助を加えて出立するも、あいにくにも道中にて、野村靖(大野拓朗)と品川弥二郎(音尾琢真)に遭遇してしまった。
多くの同志を失った二人にすれば、晋作が一大事に野山獄で過ごしていたのみならず、講和交渉のためだけに出獄したことが、かなり不満のよう。 講和交渉に同意の伊藤利助(劇団ひとり)へも井上聞多(石井正則)へも、同じだった。
幸い伊之助が藩主の命であるとして取り成して、事なきを得るも、二人の許さない気持ちに変わりのないままだった。
文は下関の小屋で晋作と対面。 先の講和交渉にて実質的に下関を貿易港とする取り決めの合意を引き出したこと、長州を世界に開いて将来のために力を蓄えたいこと、それが亡き玄瑞への供養になることを、打ち明けられた。
文も夫の無念を晴らすためにも、城の奥勤めに上り詰める決意を、晋作に打ち明ける。
二人の分かち合う姿に触発された伊之助は、奥勤めに臨む文のために、美和という名を授けた。 毛利家の家紋である"一文字三星紋"の3つの星の輪にあやかって、義兄・伊之助と亡き実兄・寅次郎と亡き夫・玄瑞が常に見守っているとの想いを込めて...。
心強さをを得た文の健闘を祈ることを伝えて、伊之助は宇和島藩主・伊達宗城の助力を得るために出立。
なお、晋作を名代とするイギリス艦ユーリアラス号での講和交渉は、1864(元治元)年8月8日のこと。
文が下関から戻って間もなく、晋作が賠償金と彦島の租借を拒絶しつつも、長州藩を雄藩として4ヶ国から見込まれる道筋を付けたことが幸いして、都美姫は文の働きぶりと改名を認めることになった。
ほどなく、文改め美和は、銀姫付の御次として取り立てられることに。
この時はまだ、下の端に過ぎない身の上。 それでも、御目見得を許される機会を得た美和は、決意を新たにしてゆく。
高杉晋作を名代とする先の講和交渉、いかにして魅せてくれることになるんだろうか?
後年にわたって語り草となる古事記を暗誦しての4ヶ国名代への翻弄ぶりが見られるのかなあ。
伊藤利助改め伊藤博文が、彦島の前を船で通過した際、「あのとき高杉が租借問題をうやむやにしていなければ、彦島は香港になり、下関は九龍半島になっていただろう」と語っていたことといい、あの時の高杉晋作はなりふり構わずといったところかも???
それゆえに、当時から見た植民地化というのは、晋作が清国で見聞したような、人としてみなさない扱い、といった一瞬おぞましい想像をしてしまった。
ただ、時が流れて現代に至るとなれば、失礼ながら、良きものを産み出してゆくものかもしれない???
折しも、夏の訪れのこと。
【森のくだもの屋さん 果汁100% 10本入X15個】、【森のくだもの屋さん スティックゼリー 果汁100% 16本入X16】、【キラキラキャンディー りんご果汁20% 8本入X20個】、【キラキラシャーベット ミックスソーダ 8本入X20個】といった棒ジュース、幼少の頃の遊びのついでの駄菓子屋への寄り道を思い出してしまった。
そして、【夏みかん辛子明太子 (木樽入り) 450g】、【浜漬辛子明太子 450g (木樽入り)】、【天然まふぐのたたき 500g(5尾~10尾)】...。
下関市彦島は、山口県における辛子明太子発祥の地だったとは...。
2015-05-25 |
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