花燃ゆ あらすじ ネタバレ 第32回
8月9日日曜日に放送。
1865(元治元)年12月15日、長府藩にて珍しく大雪の降る日の朝、高杉晋作(高良健吾)は、長府藩の功山寺にて挙兵した。
集結したのは伊藤利助(劇団ひとり)率いる力士隊と、前原一誠(佐藤隆太)も属する石川小五郎率いる遊撃隊の、わずか84人。
決死の覚悟の晋作は、白石正一郎(山本譲二)の末弟である大庭伝七に遺書を託し、功山寺の三条実美(上杉祥三)ら五卿に「是よりは長州男児の腕前お目に懸け申すべく」と挨拶。 この挙兵が私利私欲からなるものでないと宣誓。
出陣早々より、物資調達を目当てに下関新会地所を制圧して間もなく、晋作率いる反乱軍は、三田尻の海軍局をも制圧。 丙辰丸・庚申丸・癸亥丸の軍艦三隻の奪取に成功した。
城下での混乱の錯綜の中、野山獄の小田村伊之助(大沢たかお)の処刑は正式に中止へ。
しかし、実権を握る椋梨藤太(内藤剛志)に気を許せない状況は変わらない。 銀姫(田中麗奈)は美和(井上真央)をはじめとする晋作と関わりのある者たちへの心配りに尽力へ。
晋作の父・小忠太(北見敏之)による、晋作と妻・雅(黒島結菜)の絶縁に伴い、雅は子とともに杉家に預けられる。 ほどなく、美和の計らいで、雅は銀姫の世話役女中に抜擢。
藤太は藩主・毛利敬親(北大路欣也)に「諸隊追討」の軍令書の承認を求める。
敬親は"鎮撫"のみの出陣を認めることとなって、粟野帯刀以下3千名の藩政府軍が、12月16日に"鎮撫"を名目に出陣。
知らせは瞬く間に、奇兵隊駐屯地の山県狂介の元へ。 即刻体勢を整えるなり、太田・絵堂に駐屯する藩政府軍へ夜襲。 四方八方へと散り散りにさせて制圧する。
しかし、それも束の間だった。 翌年1865(元治2)年1月10日、藩政府軍は体勢を立て直して巻き返しへ。
再び太田・絵堂にての激戦が勃発。 玉木文之進(奥田瑛二)の長男・彦介(冨田佳輔)は討ち死にしてしまった。
それでも、奇兵隊はじめ諸隊は、ひるまなかった。 太田・金麗社はじめとする庄屋による物資調達が功を奏してか、勢いを増すこととなって、奇蹟的に藩政府軍を打ち破った。
藤太は怒り心頭、晋作の捕縛を命じつつ動き回る中でのこと、都美姫(松坂慶子)により雅が城内に匿われていることが露見する。
雅は銀姫の人質になると、本人に申し出。 銀姫は受け入れると、都美姫の行く手を阻止して、雅を守ることとなった。 母となった想いの力の大きさに、美和は感服するだけだった。
伊之助の処刑中止以来、井上聞多(石井正則)らほかの藩士たちも呼応し、付近の領民による義勇兵も集結することになって、反乱軍は千数百名に膨れ上がった。
前後して、萩近隣の中流以下藩士たちが混迷を懸念、美和の兄・梅太郎(原田泰造)を中心に内戦の調停に動き始めることに。
しかし、無情だった。 晋作との話し合いを終えた梅太郎が、戻る途中で刺客に襲われて負傷、供の者数名は討ち死にしてしまった。
藤太の差し金の仕業とみなした晋作は怒りを爆発、海上の軍艦から萩城への砲撃を開始する。
城内で女中たちが混乱で逃げまどう中、美和は敬親への御目通りに出向こうとするも、薙刀を手に立ちはだかる都美姫が...。
美和は、調停に尽力する兄・梅太郎のような者たちがこれ以上失うことになったことで、御世継を守れなくなってしまえば、奥御殿のみならず長州藩全体の末代の名折れになると主張。
都美姫は少しずつ軟化してゆく。
いわゆる明治維新後の太陽暦採用を経て、この年2015(平成27)年をもって、高杉晋作による功山寺挙兵から150年になるのか...。
後年の伊藤利助改め初代内閣総理大臣・伊藤博文の述懐する「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し、衆目駭然、あえて正視する者なし。 これ我が東行高杉君に非ずや」と評した高杉晋作...。
この第32回より、本格的に垣間見ることになりそうで、楽しみになってきた。
それにあやかって、永山酒造の【純米無濾過原酒 晋作 720ml】で祝杯を挙げたいだけでは、物足りなさそう。
長州藩、特に後年の山口県下関市ともなれば、宮本武蔵と佐々木小次郎の巌流島決闘に臨む心境にもなぞらえたくなってしまうのも、人の常。
巌流本舗のどらやき詰合せ【巌流島龍虎セット(巌流焼10個・おそいぞ武蔵10個)】も、じっくりと味わってみたいもの。
さらに、亡き吉田松陰による"在野の人よ、立ち上がれ"を意味する「草莽崛起」の思想をもって決起した名もなき民の原動力(?)とも言えるかもしれない食も...。
藤フーズの【ふぐちり詰め合わせ】の、ふぐちり 360g(シロサバフグ切身180g、トラフグアラ180g)、ふぐつみれ 80g、ふぐ白子豆腐 130g、ふぐスープ 300g、ポン酢 100ml、もみじおろし 10gX3。
あるいは、日高食品の【ふく詰合せ】の、ふく骨なし唐揚 200g、ふく骨なしフライ 200g、ふく一汐 200g、ふくしゅうまい 6個'ふく醤油付)。
心してじっくりと味わってみようっと。
2015-06-14 |
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