花燃ゆ あらすじ ネタバレ 第44回
11月1日日曜日に放送
萩から戻った美和(井上真央)は、病床の寿(優香)の看病の傍ら、素彦(大沢たかお)の仕事を陰で支える日々にあるものの、先の萩の乱での家族や友人などのなじみの人たちの死の悲しみのよぎることもしばしば。
素彦はかねてから主張する群馬県の子ども向けの教育事情の是正問題を勧業課長・阿久沢権蔵(江守徹)に伝えるも、まともに取り合ってもらえないまま。
美和も阿久沢商店に出向いては、権蔵の妻・せい(三田佳子)に富岡製糸場の工女の教育事情の是正を主張するも、全面的に聞き入れてもらえないままだった。
そんなある日のこと、前橋へ出張中の神奈川県令・野村靖(大野拓朗)が、素彦を訪ねて来ることに。
処刑前の松陰(伊勢谷友介)が、江戸・伝馬町牢屋敷で交流していた牢名主・沼崎吉五郎(佐藤二朗)に託したとされる『留魂録』を手渡すためだった。
1877(明治10)年、東京で名医が見つかったことにより、寿(優香)は東京で久米次郎(市川理矩)と一緒に住むことに。
ほどなく、長州藩最後の藩主・毛利元徳(三浦貴大)は第15国立銀行の頭取に就任。 素彦は毛利邸での就任祝いに駆けつけ、銀姫改め毛利安子(田中麗奈)、木戸孝允(東山紀之)と妻・幾松改め松子(雛形あきこ)らと久しぶりに再会。
しかし、この時の孝允は既に体調不良。 2月15日以来、西郷隆盛(宅間考行)の引き起こした士族最大の反乱・西南戦争にも苦慮していると、素彦に明かすことに。
松陰の亡くなった4月26日日曜日放送の第17回が、再び脳裏をよぎるかのような展開に...。
そして、一介の松下村塾塾生から神奈川県令に出世した野村靖の成長ぶりも、気になるところ。
野村靖を演じる大野拓朗の出演した、テレビ東京系金曜8時のドラマ枠で2014(平成26)年1月17日金曜日から放送のテレビ東京開局50周年特別企画作品『三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~』(第1シリーズ)と、この年4月24日金曜日から放送の『三匹のおっさん2~正義の味方、ふたたび!!~』(第2シリーズ)、つい思い出してしまった。
演じるは、町の夜回りをする"三匹のおっさん"の一人である、剣道師範のキヨこと清田清一(北大路欣也)の孫・祐希。
茶髪で反抗期真っ只中ながらも、"三匹のおっさん"の町の問題の解決に陰ながら力を貸すことで、少しずつ成長する役どころだった。
現在も熱を帯びている学習塾での勉強はもちろん否定できないもの。
同時に、町の人たちとの助け合いによる"地域力"、それが高まっての"行政力(?)"と"政治力(?)"も垣間見るかのような作品かもしれないや。
さらに高まることになれば、国全体の統治力へ通用することに? といった拡大解釈へ...。
そして、何と言っても、祖父・キヨと孫・祐希とのあらゆる関係性。
『花燃ゆ』での、長州藩第13代藩主で"そうせい公"こと毛利敬親と、松下村塾塾生・野村靖といった、決して対面することのない天と地の間柄との大違いぶりを、大いに楽しめるのが面白くて...。
家族、地域、町、市、県、地方、国、海外、といった広がりが、良きつながりとなることを祈って...。
2015-10-05 |
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