西郷どん あらすじ ネタバレ 第12回
「運の強き姫君」
3月25日日曜日に放送。
1855(安政2)年3月、本復した斉彬(渡辺謙)は、先の"お由羅騒動"で処罰された人たちへの特赦令...。
喜界島から正助(瑛太)の父・次右衛門(平田満)が5年ぶり帰還。 大久保家は喜びと明るさいっぱいに...。
一方の篤姫(北川景子)が申し分ない御代所へ...。
しかし、いまだ輿入れしないままの2年の歳月...。
幾島(南野陽子)がしびれを切らせ問質。 斉彬曰く、井伊家からの横槍で話が進まない、と...。
幾島は大奥への働きかけ、特に誰よりも世継待望の家定(又吉直樹)の母・本寿院(泉ピン子)への接近を進言...。
斉彬は大乗り気。 反面、吉之助は20歳ほどない篤姫を慮り複雑な胸中...。
しかし、無情にも大奥の一筋縄でない実情と堅実な働きへの宣告。 吉之助は直ちに諸藩の屋敷への書状を手渡しへ。 斉彬側近・山田為久(徳井優)からは手土産を用意せよと小判が...。
こうして、幾島と山田と吉之助による他藩の情報収集や旗本の家老と役人たちへの接待と根回しの尽力ゆえ、幾島の本寿院への目通りへ...。
この時の本寿院は御代所のいない大奥での長。 ほかの奥女中たちの恐縮の中、斉彬からの献上品に目を細めるつつ、家定を置いて先立たないことの要望へ....。
幾島は先に家定へ輿入れの2人の正室の急逝を考慮、篤姫の丈夫な身体と強運を主張...。
本寿院は受諾ほどなく家定と対面。 御台所とみなす姫君たちの絵柄を並べるや、ここぞとばかりの篤姫推し。 家定も大喜びへ...。
結局、不服申し立てな井伊直弼(佐野史郎)を喝破のごとく、本寿院からの強硬な篤姫輿入れ決定。 篤姫と幾島は安堵。 反面、吉之助は浮かないまま...。
篤姫退出とともに、吉之助は篤姫の不憫さを斉彬へ強く主張。 斉彬は熟慮ほどなく、自ら篤姫への告白を伝達へ...。
斉彬は篤姫を茶室に招待。 手ずから茶点ての傍ら、家定が夫婦の営みもかなわぬ身体ゆえの子を授かることのなき真実。 将軍後継としての慶喜(松田翔太)決定へ向けての家定の心への浸透。 それぞれ伝達へ...。
篤姫が覚悟を前向きに受諾。 隣室の吉之助も幾島も静かに嗚咽...。
10月2日、"安政江戸地震"発生...。
吉之助は咄嗟に長屋から御座所へ馳せ参じ、庭へ出た斉彬に安堵、篤姫の寝所へ...。
篤姫の喜び束の間、大地震とともに柱が大きく折れての梁倒壊、吉之助が全身で篤姫に覆い被さり...。
治まるや、篤姫は吉之助に感謝。 駆けつけた幾島に抱えられつつ毅然とした後姿に、吉之助は深謝するのみ...。
いよいよ江戸城大奥での物語、ともなれば、あの『翔ぶが如く』から18年後で、本放送から10年前の2008(平成20)年1月6日日曜日から12月14日日曜日まで全50回放送の宮尾登美子原作・田渕久美子脚本のNHK大河ドラマ『篤姫』に重なるものが...。
中でも篤姫(宮﨑あおい)と家定(堺雅人)とのやりとり、静かに心を交わし合う流れが絶品で....。
もちろん、大奥での流れに加えて、"安政の大地震"も....。
北川景子演じる篤姫と又吉直樹演じる徳川家定、どう魅せてくれるんだろうなあ。
加えて、ふと思った。
あの「1.17」こと1995(平成7)年1月17日火曜日5時46分52秒発生の"阪神・淡路大震災"の後、防災備蓄品を個人に広める必要性を痛感、防災・減災・備蓄品専門店を三重県四日市市別名に2006(平成18)年6月開店の「防災備蓄の倉庫番! 災害対策本舗」からの【防災セット 被災者の声の形 メインセット】と【女性用 防災セット 被災者の声の形 メインセット レディースセレクション】...。
もし 、あの時代に存在していたら、どれだけ大いに役立っただかなあとも...。
折しも、あの「3.11」こと2011(平成23)年3月11日金曜日14時46分18秒発生の"東日本大震災"発生を振り返って程ない頃だけに、「天災は忘れた頃にやって来る」の言い伝えならではの、突発的な災難に翻弄されないことを祈って...。
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