ミムラ 美村里江 西郷どん 大久保満寿
待ちきれないや。
新たなる第一だけに...。
特に、鈴木亮平演じる主人公・西郷吉之助のちの隆盛の魅力全快かつ好評のNHK大河ドラマ『西郷どん』だけに...。
4月8日日曜日放送の第13回からの登場か...。
演じるは、大久保正助(瑛太)の務め先の上役・早崎七郎左衛門の娘・満寿。
正助と夫婦となって早々、生来の奥ゆかしさゆえの理解ある姿勢をもっての、良き"内助の功"。 のちの一蔵さらに利通として邁進する夫に尽くす姿...。
これまでの蓄積の賜物かなあ。
2005(平成17)年7月3日日曜日から9月18日日曜日まで全10話放送の市川拓司原作のTBS日曜劇場『いま、会いにゆきます』で演じた、若くして先立った秋穂澪...。
2008(平成20)年1月9日水曜日から3月19日水曜日まで全11話放送の小田ゆうあ原作の日本テレビ水曜ドラマ『斉藤さん』で演じた、ママ友トラブルに追われる形で、こばと幼稚園の斉藤さんこと斉藤全子(観月ありさ)の近所に転がり込む、真野若葉...。
同年8月晩夏公開の永田俊也原作・江良至脚本・中原俊監督の映画『落語娘』で演じた、大学の落研で名を馳せるも、事情あって仕えることになる札付きの落語家・三々亭平佐(津川雅彦)の言動に翻弄の、三々亭香須美...。
そして、あの2016(平成28)年4月30日土曜日から6月18日土曜日まで全7話放送の黒柳徹子原作・中園ミホ脚本・訓覇圭プロデューサーのNHK土曜ドラマ『トットてれび』のハマリ役ぶり。 満島ひかり演じた主人公・黒柳徹子との親交ぶりとともに、忘れられないものに...。
反面、向田邦子と正反対の人柄として、2017(平成29)年9月8日金曜日から11月17日金曜日まで全8回放送の大森美香脚本のNHKドラマ10『この声をきみに』での、夫で偏屈な数学科の准教授・穂波孝(竹野内豊)に愛想を尽かした妻・奈緒も...。
直接の関与はなくも、孝の通う朗読教室「灯火親(とうかしたしむ)」の人々との人間模様と温かみ、遠巻きに見守る役どころのごとく...。
ミムラから改めて振り返って...。
1984(昭和59)年6月15日生まれ、埼玉県深谷市出身。
美術の推薦での高校入学、在学中にカットモデルのアルバイトを足掛かりに、モデルとして、童話『ムーミン』の大ファンかつ登場人物「ミムラ姉さん」へのあやかりゆえ、「ミムラ」の芸名で芸能事務所・スターダストプロモーション所属。
2003(平成15)年8月、フジテレビ月9ドラマ史上初のヒロイン公募オーディションにて、1万人以上の応募者の中からヒロイン選抜。 同年10月6日月曜日から放送の『ビギナー』で女優としてデビュー。
以後、テレビドラマや映画出演の相次ぐ中、演技経験も業界の知識も下積みのないまま、突如主役の座に置かれた違和感に葛藤、あの『いま、会いにゆきます』出演を契機に、2006(平成18)年末より芸能活動休止。
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以後、2年間の休養期間。 書評やエッセーなど執筆活動継続の反面、映画や芝居の鑑賞、読書や一人旅なども経験、外側から見直すことで芝居の魅力を再発見、あれだけ恵まれた機会を与えられながら何を恐れていたのかと、再デビューの心積もりで活動再開を決断。
ほどなく、かの『斉藤さん』出演へ...。
やはり、かの人となりといい、中学生当時の国語の教科書で読んだ作品からファンとなり、料理上手だった憧れゆえに、家事全般を夫と分担する一方、料理だけはいかに多忙であれ夫任せにせず、自炊にこだわりある向田邦子に近い?
特に、かねてよりの願い「ミムラ姉さん」の知名度が『ムーミン』ブームを経ての上昇...。
そして、前年2017(平成29)年10月3日火曜日のNHK大河ドラマ『西郷どん』での新出演者発表へ...。
この年2018(平成30)年3月27日火曜日、「美村里江」に改名。
旧芸名「ミムラ」と本名の名前「里江」の組みあわせ、“三村”ではさまぁ〜ずの三村マサカズの存在ゆえに、“美村”へ...。
改名の理由は、日本の国の歴史を描くテレビドラマへのカタカナでの出演に違和感とのこと。 公私の自分をもう少し近づたいことなど...。
良い形での昇華への期待感が...。
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